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鈍感力とスーダラ節♪

ここ1年ほど、古本ばかり読み漁っている私なのですが、久しぶりに新刊書を買いました。
鈍感力
渡辺 淳一 / / 集英社

エッセイを読むのも久しぶり。
まるで、私が読む必要などないタイトルの1冊ですが。(^_^;)
ちょっと、頭を柔らかくして読んでみましょう。

ところで。
昨夜放送のNHK教育テレビ「知るを楽しむ」で、植木 等~世の中スイスイ「無責任」~シリーズ第2回を見ました。
高度経済成長のカリスマとして、サラリーマンに絶大な人気を博した、今は亡き喜劇人植木 等の、時代を超えた不思議な?魅力を感じました。
経済学者の森永卓郎氏は、殺伐とした今の時代にこそ、植木さんの「スーダラ節」的気質が求められるのだと解説されているのを聞いて、何となく肯ける気がします。

まさしく、ラテン的気質の私には、鈍感力スーダラ節は鬼に金棒!
腐りきった今の日本社会を、明るく生き抜くためには、
♪スースースーダラダッタ・・スラスラスイスイスイ~♪
で参りましょ!(*^ー゚)v



ところで。
読書好きな私にしては、今回の本の購入はなんと1年ぶり。
そう言えば、昨年購入した「愛ルケ」も渡辺淳一だったけれど、あの話題の小説を読んで以来、最近の渡辺さんの恋愛小説がイマイチ内容的に面白くなかったので、この1年はひたすら昔の彼の名作を読み漁ってました。

鈍感力とスーダラ節♪_e0042626_1532298.jpgほかに、主人お薦めの三浦綾子などを含め、30年ほど前に読んだ文庫本約30冊ほどを読み終えました。

ほとんど過去にも読んでいる小説であるのに、私の不確かな記憶のお陰か?、どれも新鮮な感動がありました。
ここにも時代が変わろうとも人の心はそれほど変わるものではないというものを感じます。
もっとも、今の小説には携帯電話もパソコンも当たり前のように登場する「小道具」なわけだけど、流石に30年以上も前(もっと古い時代のものも)の時代背景には、「公衆電話」や「パンタロン」なんていう当時流行した洋服が登場したりして、思わず笑えます。(≧m≦)

お陰で私の頭も古臭い時代にタイムスリップしてしまいそうなので、そろそろ新しい本を読むことにしましょう。
これで、資源ゴミの日に惜しみなく古本処分もできるしね・・・(^_^;)

by micoblog | 2007-09-12 15:58 | 雑記帳